包茎の種類〜悩み解消!包茎

男性特有のデリケートな悩みといえば、「包茎」もそのひとつです。恥ずかしくて、誰にもバレないようにしている人もいることでしょう。公衆トイレや銭湯などは人目が気になるので、極力避けているという人もいます。このように包茎は、日常の生活にまで影響が及ぼすものとなっています。
そこで、包茎を治療したいところですが、まずは包茎について正確な情報を得ておきましょう。
このページでは、包茎の種類を説明します。

包茎の種類

「包茎」とは、亀頭が包皮に覆われている状態のことです。一言で包茎といっても、包茎には、実は下記の3つの種類があります。

1.仮性包茎
2.真性包茎
3.カントン包茎

仮性包茎とは?

仮性包茎とは、自分でペニスをむこうとするとむける状態のことです。日本人の約7割が、この仮性包茎であると言われています。普段は亀頭に包皮がかぶさっていますが、手でむくなら簡単に亀頭を露出させることができます。勃起したときに亀頭が露出するタイプや、ほぼ皮がかぶさったままのタイプなど様々です。
性行為を行うことに支障はありません。
ただ、早漏という問題が生じるかもしれません。また、亀頭が包皮に覆われているために、ペニスが不衛生になりやすいようです。入浴時にはペニスをよく洗って、清潔に保つことを心がけましょう。とくに急いで手術をしなければならない、ということはないようです。

真性包茎とは?

真性包茎とは、自分でペニスをむこうとしても痛くてむけない状態のことです。包皮をずらしても、亀頭をまったく見ることができません。包皮口がとても狭いか、亀頭と包皮がくっついてしまっているためです。
自分で無理にむくことには危険があります。
痛みや出血があったり、場合によってはカントン包茎になって、手術が必要になることもあります。ですから、無理やりむくことは避けましょう。真性包茎の人は、常に亀頭に包皮がかぶさっているため、亀頭を清潔にすることができず、恥垢(ちこう)がたまってしまいます。包皮に覆われているため、ペニスを清潔に洗うこともできません。 いろんな病気にかかる可能性もあります。また、性行為を行うときにかなり痛みが伴う人もいます。真性包茎の治療は手術しかないので、できるだけ早く治療を受けるように勧められています。

カントン包茎

カントン包茎とは、包皮をむいて亀頭を露出させることはできますが、包皮口が狭いために輪ゴムのようにペニスを締めつけてしまう状態のことです。包皮が戻らなくなると、亀頭が締めつけられて血流が悪くなり、強い痛みが生じます。また、リンパの流れが滞るためにペニスが腫れたり、水膨れになったりすることがあります。 重症になると、亀頭部分がうっ血してしまい、壊死してしまうこともあります。そうした場合は、泌尿器科で緊急手術を受けなければなりません。壊死してしまうと、再生はほぼ不可能ですので、カントン包茎の人は早急に専門医に相談した方がいいでしょう。また、カントン包茎の人は、包皮口が狭いため、勃起時に包皮が切れやすい状態になっています。切れた部分から、雑菌や細菌が入り込む危険があります。感染症や性病になる原因ともなりかねません。こうした危険性について考えると、カントン包茎の人はできるだけ早く治療を開始したほうがいいといえます。無理に包皮をむくことはやめましょう。包皮が戻らなくなったり、痛みがひかないようであれば、すぐに泌尿器科などで診察を受けるようにしてください。

包茎の種類を知って適切な治療を受けよう

このように、包茎にも3つの種類があり、症状も治療の仕方もさまざまです。まずは、自分がどの包茎であるかをしっかり確認することが大切です。包茎に関する正確な知識を得たうえで、適切な治療を受けるようにしましょう。

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